帽子が頭の一部みたいに似合う人がとてもうらやましい。何を被っても全然似合わないのでなるべく被りたくないけど、日差しの強い国ではあるとなしでは暑さが全然違うからやっぱり被ることになります。

日本人旅行者はとにかくコットンで出来たブリムのある帽子を被っていることが多く、遠くからでも「あ、日本人だ!」とわかります。折りたためるし、軽いし、洗えるし一番実用的ではあります。

私はオーストラリアでBushman's Hatを買いました。焦げ茶色の皮で出来た帽子。重いし折りたためないのは難ですが、ブリムが広くて日差しが防げるので、これをしばらく愛用していました。でも何となく帽子だけが浮いてしまうのです。だからいつでも「自分にぴったりな帽子を見つけたい」と思い続けていました。

気に入っていた帽子だったけど、アジアや中近東では「Japanese? Cowboy? Hello!」などと、とにかく人目を引いて、客引きにさらにしつこく付きまとわれるので、途中で被るのをやめました。

キャップにしようかと思って色々と試してみたけれど、頭が大きいうえに髪が厚いので大抵小さすぎ、それに耳が日焼けしてしまうので、これもダメ。旅の後半はもう諦めて帽子なしで過ごしました。誰も見てなんかいないのに、似合わないと気になってしまうんです。