出国の数日前から日記をつけはじめました。出発前の心境も書き残しておきたかったし引越しの準備も終わって空っぽになったアパートでは何もやることがなかったからです。

結婚式が終わっても旅行が始まってもしばらく慌ただしくて、行動の記録に徹した日記を書くのがやっとだったんですけど、南の島で少し落ち着いた頃、時間だけはたっぷりあるので日記の片隅に落書きみたいな絵を描いてみました。それがノートのいたずらがきみたいに楽しくてどんどんエスカレートしていったのです。

この日記は「写真の補助」のつもりでした。全ての出来事を写真に撮るわけにいかないから、言葉で補えたらなあと。日本にいた時も毎晩日記をつけていたから、3日坊主になる心配はしていませんでした。それどころか絵を添えて書くようになってからは1日の出来事を振り返りながら想像したりパンフレットの写真を見たりしながら幾つか描いて、字で埋めるという逆のパターンになってしまいました。

後期になると「たいした出来事がなかった時は地図を描いて埋めよう」とか「絵の下にタイトルをつけよう」とか見てわかりやすい日記になるように心がけました。